N.T.E.ジャパン・クラブ事務局長が、英国の、日本の、
そして世界のナショナルトラスト活動など、ニュースをお届けします。
2005年12月1日(木)
市民活動の先進国英国では、ボランティア活動に対する認知度は大変高く、今年を「イヤー・オブ・ボランティア」(全英ボランティア年とでも訳しましょうか)としています。 11月には、王室がボランティア活動に敬意を表した記念のレセプションを、バッキンガム宮殿で開催さえしています。
このレセプションでは、女王とエジンバラ公がホスト役をおつとめになり、英国ザ・ナショナル・トラストのボランティア、テットベリー市のマイケル・トゥームさん(72才)と、ブリストル市のマーティン・シェパードさん(20才)が招かれました。これは、全国のボランティア代表300名を顕彰するためです。
ザ・ナショナル・トラストの「イヤー・オブ・ボランティア」キャンペーン担当マネジャー、ソルターさんは「女王がボランティアの価値を理解してくださるのは素晴らしいことですわ。このレセプションは、イヤー・オブ・ボランティアのキャンペーンの格を大きく引き上げるものですし、同時にボランティアによる支援活動がより真剣に見直され、さらに多くの人々にボランティアへの参加を促すことでしょう。」とコメントを寄せています。
英国(※)では、毎年延べ37,000名以上が220万時間以上にもおよぶ自分の時間をザ・ナショナル・トラストに提供しています。なんといってもザ・ナショナル・トラストは、神奈川県より少し広い面積に、海岸線や森、荒涼たる丘陵、湿地帯や田園地帯、大邸宅や庭園、教会や村落などを守るために所有し、一般公開しているのですから、その維持や活動を継続していくのはボランティアの貢献があってこそと言えるでしょう。
※別団体が活動しているスコットランドを除く
—以上、英国ザ・ナショナル・トラスト公式サイト2005年8月分ニュースなどからご紹介