ミノル・ヤマダ
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事務局長のザ・ナショナル・トラストレポート

N.T.E.ジャパン・クラブ事務局長が、英国の、日本の、
そして世界のナショナルトラスト活動など、ニュースをお届けします。

2005年6月1日(水)

海岸保護キャンペーン
"エンタープライズ・ネプチューン"
40周年記念のイベント開催!

今英国では、夏のバンクホリデーの連休に、何百万もの人々が海岸へ向かう準備をし終えています。そして、一方英国ザ・ナショナル・トラストでは、"エンタープライズ・ネプチューン"デーの準備を進めています。(ネプチューンとはローマ神話の海神で、ザ・ナショナル・トラストの海岸線保護キャンペーンの名称に"エンタープライズ・ネプチューン"として使われている。)この"エンタープライズ・ネプチューン"デーは、英国で最も成功裏に続いている"エンタープライズ・ネプチューン"デーの活動の40年を記念するものです。

"エンタープライズ・ネプチューン"デーは1965年5月にスタートしたものです。当時、調査の結果、一年間で約10kmもの海岸線が開発で失われていることが判明。そこで、海岸線の中から最もすばらしいと判断できる部分を買い取り、一般に公開していたザ・ナショナル・トラストの活動をキャンペーンにより支援しようと、大々的に開始されたものです。結果40年間で、合計4,500万ポンド(約90億円の資金を集め、700マイル(1,120km)ものドラマチックな海岸線がザ・ナショナル・トラストの所有という形でみんなのために守られたのです。

この記念すべき40周年にあたりザ・ナショナル・トラストを代表して、理事長フィオナ・レイノルズ女史は次のようなコメントを発表しました。「"エンタープライズ・ネプチューン"の成功は、まさに人々の海に対する熱い思いと、私たちの健康と福祉への貢献の実際目で見て分かるシンボルです。このことは、最近ザ・ナショナル・トラストで行なった世論調査にも現れています。それは、スコットランドを除く英国の人々の65%が、海岸を訪れることは生活の質を向上させると思っているということから、7%の夫婦はプロポーズの思い出の場所が海岸線だったことや、16%の人が海岸線での散骨を希望しているということまで多くのことが分かりました。このことは、海岸線というプロパティ(保護資産)の人気の高さを十分証明しているといえるでしょう。」

"エンタープライズ・ネプチューン"の40年間の活動で、ドーバーの白亜の絶壁海岸や、ゴールデン・キャップ、リザード半島、ランディ島、ロビンフッド湾、ストラングフォードの入り江などなど、英国でもっとも有名な海岸のランドマークがザ・ナショナル・トラストの所有となりました。もし、この"エンタープライズ・ネプチューン"がなければ、英国の海岸の風景は随分違ったものとなっていだでしょう。

《ザ・ナショナル・トラストの公式ウェッブ・サイトのNews Stories から》

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