N.T.E.ジャパン・クラブ ボランティア活動記

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景観ボランティア明日香の活動に参加して

  • 参加者の声 : 木谷奈保美
  • 日時 : 2月25日(日)(日帰り活動)
  • 場所 : 奈良県明日香村栢森地区
  • 作業 : 午前(ごろ)滝のメンテナンス
  • 主催/協力 : 「景観ボランティア明日香」、「あすか夢耕社」(財団法人明日香村地域振興公社)、飛鳥川の原風景を取り戻す仲間の会

2003年の活動の対象となった栢森地区の午前(ごろ)滝は、飛鳥川の上流に位置し、明日香の村人たちが古来からお正月に新年を祝うための若水を汲みにきていた神聖な滝です。しかし、最近はそのことを知る人も少なくなり、午前(ごろ)滝周辺は雑木が生い茂り、そばを通ると滝の音はするけれども、道路からは見えない状態で、せっかくの美しい風景を損ねていました。

そこで、2003年の11月に行われた2泊3日の活動で午前(ごろ)滝周辺の雑木林、竹林を伐採し遊歩道を設置、植樹などにも取り組みました。そのおかげで、滝を見上げられる場所へ行くことができるようになり、今では、滝の近くでくつろぎ、バーベキューなどもできるようになりました。

昔のように水に触れ、川音に包まれ、水に親しめる空間が戻ってきたのです。今年、はじめての活動となる2月25日、午前(ごろ)滝のメンテナンス作業を行いました。一度作業した場所をそのままにするのではなく、豊かな自然環境を保全、復元し維持していくことも大切な活動の一環です。

発足して2002年の参加者はわずか19名でしたが、年々参加者が増え今回の日帰り活動も約30名が参加しました。それぞれチームに分かれて、草の除去や清掃、滝へ下りていくための歩道の保守整備、滝を見に行けるように片側に石を寄せ、滝の流れをよくする石積みの修復作業をすることで、 見ちがえるようにきれいになりました。2月の寒空の中、ずっと、水に浸っての作業で途中くじけそうになりましたが、大自然の中で、飛鳥川の原風景を取り戻す仲間の会の炊き出しなどをいただき皆さんと話をしていると午後からもがんばろうという気持ちになりました。こうしたふれあいや、参加者との交流が大きな楽しみのひとつとなっています。

参加者の顔ぶれは、昨年の夏から参加されている方が多く、皆さんこのボランティアの楽しさにはまってしまい、リピーターになっているようです。チームワークもばっちりで、ここ2、3年で、若者の参加が増えており、活動の活気づけになっています。
皆さんも歴史的文化的遺産の中で、汗をかきながら古代ロマンに思いをはせて作業をし、明日香の景観保全に貢献したという充足感に、ひたってみてはいかがでしょうか。

明日香村の美しい原風景を守る
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